思い巡らす午後

私はいつしか大人になるってことしか
できなくなっちゃったのかな
君は笑ってる とても清らかに
そんなことないって 君は笑ってる

こう見えて実は器用な方だから
君がいなくてもきっと大丈夫よ
そんな強がりを言えたらいいんだけど
完全に君は見透かしてるんでしょ

街行く人よ 忙しそうにしなくたっていいんだよ
もっと素直になれる場所 思い出してみなくちゃ

そんなこと考えていた午後の日は
風の中 雲の影 ずっと見とれていた

私はいつしか大人になるってことしか
できなくなっちゃったとして
君をどんなに悲しませるかな
もう私のこと分からなくなるかな

子ども達よ 真っ白なまま笑ってればいいんだよ
ずっと素直に生きてれば
心に曇り空が続いてたっていいんだよ
どこかに日差し見えるから
目を凝らそう 気付くはず

そんなこと考えていた午後の日は
風の中 君の影 ずっと揺れてたみたい